SM770は、3台までの4K 60 Hz UHDディスプレイと最大144 Hzのディスプレイをサポート。ノートPCとの柔軟な接続が可能で、商業用途、シェアオフィスのユーザー、ゲーマーに最適です。

台北（台湾）およびミルピタス（カリフォルニア州）、2024年6月4日—ディスプレイインターフェースおよびNANDストレージ用コントローラソリューションの設計およびマーケティングのグローバルリーダーであるシリコン・モーション・テクノロジー・コーポレーション（NasdaqGS：SIMO）は本日、超高解像度4Kマルチディスプレイ向け、接続も容易で低レイテンシ、低消費電力のUSBドッキングステーション向けSM770 USBディスプレイインターフェースSoCの発売を発表しました。

新しいSM770は4K UHD（3840 x 2160 @60 p）ディスプレイを同時に3台までサポートする高性能USBディスプレイインターフェースSoCです。シリコン・モーションの革新的なCATTM（コンテンツアダプティブテクノロジー）を利用し、ディスプレイデータを圧縮して超低レイテンシでコンピューターからモニターに転送する、帯域幅使用量を最小限に抑える複数画像および動画処理アルゴリズムを採用しています。。CATテクノロジーは、ほとんどの圧縮作業をハードウェアアクセラレーターに任せることにより動作効率を上げ、CPUの負荷を軽減します。

SM770は、マルチディスプレイをシームレスに拡張するために、使い勝手の良いInstantView®ソフトウェアアプリケーションを利用し、ディスプレイドライバーなしで、どのディスプレイのホストコンテンツも容易に構成します。さらに、Microsoft Windows、Apple macOS、Linuxオペレーティングシステムを含む、すべての主要プラットフォームへの優れた互換性を備えています。また、AndroidTM、ChromeOS、および市場でよく知られたほとんどのディスプレイブランドに対する拡張機能も備えています。SM770は、職場でも家庭でもディスプレイ拡張の容易さと効率を向上させます。

当社エンタープライズストレージ & ディスプレイインターフェースソリューション事業部シニアVPであるアレックス・チョウは次のように述べています。「USBドッキングステーションは、マルチディスプレイが必要な職場では不可欠な周辺機器になりました。当社の新しいSM770は、レイテンシを最小限に抑え、システム全体の効率を最適化してマルチスクリーンディスプレイの性能を大幅に向上させるように設計されています。この進歩により、今日の職場環境の厳しいニーズを満たす、価値の高いUSBディスプレイドッキングステーションとディスプレイアダプターを作り出すことが可能になります。」

SM770は以下の特長を備えています。

• 4K（3840 x 2160）@60 Hzトリプルディスプレイまたは144 Hzまでのディスプレイをサポート
• 第2世代CATテクノロジーが低レイテンシのコーデックを提供
• USB 3.2 Gen2（10 Gbps）
• USB、イーサネット、ワイヤレス経由のディスプレイに対応
• 適合OS：Windows、Linux、macOS、Android、ChromeOS

SM770はサンプル提供が可能です。SM770コントローラの詳細については、www.siliconmotion.comをご覧ください。

シリコン・モーションについて：
当社は、ソリッドステート・ストレージデバイス向けNANDフラッシュコントローラを提供するグローバルリーダーです。当社は、サーバー、PC、その他のクライアントデバイス向けとしては、世界のどの企業よりも多くのSSDコントローラを供給しています。また、スマートフォン、IoT、その他のアプリケーションで使われるeMMC/UFSモバイル組込みストレージコントローラの商用マーケットリーダーです。当社は、カスタマイズされた高性能なハイパースケールデータセンター向けソリューション、産業用および車載用に特化したSSDソリューションも提供しています。当社の顧客としては、大部分のNANDフラッシュメーカー、ストレージデバイスモジュールメーカー、代表的なOEM企業などがあります。シリコン・モーションの詳細情報については、www.siliconmotion.comをご覧ください。

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